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オープンウォーターライセンス(海洋講習その2)
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オープンウォーターライセンス奮闘紀
プール講習
一通り、機材説明、チェック、セッティング、ハンドシグナルができたらいよいよ実践講習開始です。
しかし!、
いきなり海に行くわけには行きませんね。自殺行為です(笑)
まずはプールで基本的な移動技術であるフィンワークや水中で浮くための中性浮力の取り方と
水中での基本的な技術を勉強してからです。
ダイビングポイントによってはダイビングに関する基本技術を練習するダイビング用のプールや
中性浮力などを練習する水底5mのプールがあります。
これらのプールはすべてのダイビングスポットやサービスにあるわけではないのでポイントによっては海の浅場で練習することもあります。
大体ここでの講習で手こずるのはフィンワークとマスククリア、マスク脱着と中性浮力のようです。
特に中性浮力!
私は水泳をやっていたのである程度フィンワークはそれほど難しくなかったです。
ただ、マスククリアやマスク脱着は水中でやる技術なのでコツとかが必要と思いました。
あと、普段われわれは主に鼻を使って呼吸しますよね。
でも、スキューバは口で吸って口で吐く動作になります。普段鼻を使うことに慣れてしまっているので、
はじめ口で息を吸った(ここはシュノーケルやレギュレーターを加えているので嫌でも間違えない)後、
思わず鼻で息を吐こうとすると、マスクは鼻と一体になっているので排出できない、息出せないということは
「苦しい。。。」
そう!息の吐くタイミングを完全に間違えるので苦しくなりました。(笑)
プール講習では水深が深いプールも使用します。
普通の人は深いプールで何をやるか疑問に思いますよね。
ぱっと思いつくところで深さになれる練習かなと思います。
ここではスキューバダイビングでもっとも重要な中性浮力というものを学びます。
中性浮力とは、水中の中で浮きもせず、沈みもしない状態のことですね。
ダイビング中に浮きっぱなしでは面白くないし、沈みっぱなしだと海溝に落ちていきます。恐ろしいです。
そうならないための中性浮力です。
大体、スキューバダイビングをするときウェットスーツを着るのでこれだけでも浮力が得られます。
これか着てみると面白いほど浮きます(笑)
それにBCやらその他の機材をつけると自分が浮きもせず、沈みもしない状態になるかわかりません。
ましてや、人間の肺活量はだいたい男性で2.8千程度ということなので肺に空気が入っている状態でだいたい空の大きいペットボトル
を一つ抱えた状態になります。これだけども十分な浮力です。
なのでスキューバダイビングの機材をつけた状態でプールや海に入ると浮いてしまいます。
そうならないために、体に重り(ウェイト)をつけて、逆に沈むようにしてあげることをウェイトコントロールといいます。
ここをおろそかにしてしまうとダイビングが楽しめないのでぜひ適正なウェイト(重り)の設定ができるようにしましょう。
それから、水深が深くなると耳に圧力がかかります。
そう耳が痛くなるのです。とくに鼓膜が!!
そこで耳貫という技を使います。
簡単に説明すると
鼻摘まんで鼻から空気吐くだけ!これだけ!(笑)
そうすると鼻を摘まんでいるため、行き場を失った空気どもは強制的に耳から出ていくので、外からの圧力を
相殺してくれます。人によっては空気が耳から抜けにくい人がいますが、いろいろ対処法があるので試してみましょう。
あぁ、それから耳が痛くなってからやっては手遅れですよ(笑)
耳がちょっと変かなって思い始めたころにやらないとだめです。
耳が超がつくほど痛くなりますよ!
休憩
だいたいここまでで初日の午前講座は終了しました。
参加されていた方々がうまい人達だったので講習はスムーズに進みました。
この後はお昼をみんなでいただいたのですが・・・
ダイビングって意外と体力使う!
そして・・・
意外と腹が減る!
私はあらかじめ頼んでおいた弁当を一瞬にして平らげてしまいました。(笑)
後、海に行く前にはトイレは済ませておきましょう♪
初めての海洋講習
午後講習の始まりは、午前中の行ったことのおさらいです!
海でのスキューバダイビングを楽しむために最低限必要な技術のおさらい。
その中でも中性浮力、耳抜き、マスククリア、マスク脱着、レギュレーターリカバリーなどは
抑えておかないといけない技術です。他にもいっぱいありますが、最低限です。
海洋講習1本目の目的は海の中でのダイビングを体験することでした。
今回のダイビングポイントはエントリーポイントに
スロープ(坂)やロープが張ってあるので比較的海に入りやすかったです。
器材を装備して、波が立っているのでレギュレータをくわえていざ!
最初は、波が立っているとはいえ
それほどではないだろうと思っていましたが、恐るべししけ!
ダイビングをするにはある程度沖まで出て行くわけですが、
サーファーが大好きなサーフゾーンと呼ばれる比較的波に流されやすいところを通ることがあるので注意!
あと、耳抜き!
コメ目に耳抜きをしてあげないと耳が痛くなります。
でも、沖に出てみると意外とうねりとかって無いんですよ。
約30分必死にダイビングして 再びエントリーポイントに戻って来るわけですが、 当然、われわれだけでなく他のダイバーもいっぱいおります。
当然、エントリー・エキジット場所は混雑しています。 シーズン時に行くともうぶつかり捲くりですね(笑)
まぁ、そこは譲り合い助け合いで行きましょう♪
そんな感じで午後にもう一本潜って初日は終了。
二日目に続きます。
二日目は楽しんで終了
2日の講習はいきなり海です!
なんたって、ダイビング団体にもよりますが、規定では2日間で4本こなさなければなりません。
どんどん経験を積んでいきましょう!
海講習2本目は
プール講習でやったことが海でできるかの実地テストです。
プログラムにはばらつきがあると思いますが、
私が受けたときは、2本目はレギュレーターリカバーとマスクブローなどの比較的簡単な技術でした。
プール講習ではうねりなどがないので比較的楽にできますが海の中はプールと違いうねりや岩があります。
結構揺られながらやることになります。こうなると
ちゃんと中性浮力をとれていないとなかなかうまくいかないものです。
特にレギュレーターリカバーはある程度位置を把握して
丁寧な動作でやらないとセカンドステージを拾えないですね。
ある程度技術チェックが終わったら後は、
水中に慣れです。 初日と違ってある程度余裕があったので魚を見る余裕がありました。 死滅回遊魚とかもいて伊豆の海もなかなか見所がある場所でした。
技術はかなり重要なので完璧にできるまで練習したほうが良いようです♪
さすがに3本目、4本目となるとだいぶ余裕がでてきました。
このころ辺からうまく中性浮力がなんとなくとれるようになって来ました。
私もそうでしたが、どうしても水中で手を使ってしまう傾向にあります。
ですが、これは余計な動作なので空気を消費してしまうので
ダメ!基本的に手はBC操作のみだけ。
この辺がうまくできるようになるとダイビングが上達したことが実感できるようです。
。
最後はダイビングログという潜水記録を書き、ライセンス用の写真を撮って
講習修了です。
ん〜、なかなか強行ですが、2日でライセンスがとれるとは
なかなかこのコースはお勧めですね。
後は伊豆なので帰りに温泉に使って終了です。
ねっ、簡単でしょ(笑)
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