気体の重さのことです。普段陸地で受けている気圧は1気圧である。ダイビングするとそこに水圧も加わってきます。
水深0M(海抜0M)では、1気圧かかっていますが、水深10Mでは2気圧、水深20Mでは3気圧、30Mでは4気圧かかります。
気圧が多くかかればそれだけ、体への負担は大きくなります。一番大きく負担がかかるのが肺です。
なぜ、肺に負担がかかるかですが、スキューバダイビングは、
水中でレギュレーターから供給された空気を吸って行動します。 水深が深くなれば体だけでなく、当然空気も圧をうけて圧縮されます。つまり、水深が深いところでは、そうした圧縮された空気を吸っている状態になります。逆に地上では、圧のかかっていない空気を吸っているわけですが、圧縮した空気を地上で吸うと肺の中に入った圧縮した空気が圧がかかっていないため、元に戻る現象がおこり、結果肺の中で膨張して、肺が破裂してしまう危険性があります。
これは、深い水深で圧のかかっていた空気を肺にいれている状態(息止め)で、一気に水深の浅い場所へ急浮上する場合におこります。
ダイビングをする上で、気圧、水圧の関係をしっかりと覚えておきましょう!